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懐かしい『イムジン河』

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唄ってはいけないとされたあの歌が、ずっと流れていた。
『パッチギ』という映画の試写会へ行った。人と人の繋がりを素直に温かく伝えてくれる井筒和幸監督の『トークタイム』も設けられていたので行ってみた。加藤和彦が音楽担当。坂崎幸之助(THE ALFEE)も関わっている。日本の音楽界を生き続け支える人達の名前を聞けるのは嬉しい。大阪城のすぐ近く、近代的なビルが立ち並ぶ『松下IMP』。設定は1968年で京都。朝鮮高校の生徒と日本の高校生の青春を描く。熱く湧き上がる感情をぶつけ合う若者たちの姿に、忘れかけていた何かを教えられる。実際の映像が重なり、ザ・フォーク・クルセダーズの音楽の使い方など懐かしく心憎くて、時代を共に過ごした者には堪らない。『イムジン河』そう・・突然にあの時ラジオから流れていた美しいメロディーが聞けなくなり、レコードが発売中止になったのだ。なぜ?の答えはいろいろ聞いたけれど、仕方がない理由があるのだと口を噤んだ。味わったやり切れなさは今も忘れていない。『悲しくてやりきれない』『あのすばらしい愛をもう一度』・・ 覚えていますか?もちろん、忘れられるわけはない。今もこれからも歌い続けられることでしょう。『イムジン河』は2000年の南北首脳会談後”統一を願う歌”となり、2002年34年ぶりにフォーク・クルセダーズのオリジナル盤が発売された。私はプレーヤーはなくなったけれど、彼らのLPレコードを今も持っている。
by edayori | 2005-01-15 23:25 | ≪ 画   像 ≫

今日が良い日にな~れ♪ 昨日より 楽しいことが増えますように・・・。


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