古き良き大阪をご存知の肥田先生の楽しいお話
2005年 07月 15日
関西弁というと今はTVの吉本の漫才師や舞台の人のドギツイ話方を思い浮かべられる方が多いと思います。また阪神タイガースの熱い応援団もかなり印象的。優しい京都の言葉・奈良の温かい口調・本音トークの河内弁・・・いろいろありますが、大阪の古き浪花の言葉をご存知の方は数少なくなり満員の講演会にお見えになられた皆さまは肥田先生のはんなりと温厚なお人柄そのものの喋り口調に頷いたり笑ったり・・ほんまに大阪を愛する方達で溢れかえった楽しいひとときでした。
先生は大阪の中心の『島之内』で生まれ育たれました。私は花街なのかしら?と思っていたのですが、商家のそれも大層歴史ある家々が立ち並び、そこには素晴らしい歴史と文化があったということ。物心付いた頃から町の慣習や文化に興味を持たれていたようで、細かいいろんな情景を覚えていらして、それを文献資料などで調べ肉付けされたものを研究分野の一端となされたようです。(元関西大学教授)蔵書や収集されている多くの資料もINAXぎゃらりーで展示されており、昨日は特別に夜も開場してくださり見せていただけました。
京都は碁盤の目に道路が通っているといいますが、小さな路地で突き当たったりもしたり曲がっている道もあるけれど・・大阪の町(中心部)大・大阪はほとんどキッチリと碁盤の目に道が通っているそうです。その日の気分で通る道を変えても、距離は同じなんですって。このことは、あまり住んでいる人でも自覚していないとのこと、本当だわ。
【なにわのいろはかるた】
by edayori
| 2005-07-15 13:36
| ≪ 画 像 ≫